TOPIK対策講座

TOPIKについてはみなさんよくご存知かと思いますが
おさらいも兼ねて、TOPIKとはどのような試験なのか
まずご紹介したいと思います。

TOPIKの正式名称は韓国語能力試験、
韓国語では한국어 능력 시험、
英語ではTest of Proficiency in Koreanです。

たまにTOPICと書かれてている方を見かけますが
韓国語能力試験、Koreanなので、TOPIKですよ。Kです!

TOPIK試験の詳しい概要はこの検定試験を主催されている
韓国教育財団さんのホームページが一番詳しいため
ここでは割愛させていただきます。

この韓国語能力試験TOPIK、実は少し前までは
初級、中級、高級という3つの試験に別れていました。

各級(初級、中級、高級)の自分に合った級の試験を受けて、
取得した点数に合わせて、自分が何級(数字の1〜6級)に
合格したのかが決まるという仕組みでした。
初級は1・2級、中級は3・4級、高級は5・6級という具合にです。

私は2004年に初めてTOPIKを受けましたが
当時は確かに初級・中級・高級に級が別れていましたよ。

この後、2014年からTOPIKが大きく改正され
今のTOPIK試験の体制になりました。

どう変わったのか詳しく知りたい方は
韓国教育財団さんのQ&Aページをご覧ください。

今現在はTOPIKⅠとTOPIKⅡという
2つの種類の試験に別れています。(2018年5月現在)

TOPIK Ⅰは初級レベル、1・2級レベルに当たり、
TOPIK Ⅱは中級と高級レベル、つまり3〜6級に当たります。
数字の級(1〜6級)は旧制度と同じように
取得した点数に合わせて決まります。

韓国語を勉強する目的は正直、人それぞれですが
初級の基礎をいつの間にか卒業し(卒業の基準ははっきりしませんが)
中級文法を勉強し始めた方、検定試験に挑戦してみたいという方は
TOPIKで自分の実力チェックをしてみませんか?

TOPIK ⅠとTOPIK Ⅱのどちらに関しても言えることですが
過去問題や対策問題が沢山あります。
出題される問題の傾向や内容をつかんでしまえばTOPIKも簡単です。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず
韓国語:지피지기(知彼知己)면 백전백승(百戦百勝)

という孫氏の言葉のように、
合格のためにはTOPIK試験をまずはしっかり理解し、
満足いく点数を取れるように準備が必要です。

どのようにTOPIKが出題されるのか、
試験は何時から始まり何時までなのか、
何分間で何問の設問を解かないといけないのか、
どんな単語を覚えておけば問題が解けるのか、
まずはTOPIKを知ることから始めてみましょう。

TOPIKⅠを受ける方もTOPIKⅡを受ける方も大歓迎です。

■こんな方にオススメ
・日々のお仕事や学校の勉強のため、TOPIK試験のための時間がうまく取れない方
・TOPIKは受けたことがあるけれど、十分な対策ができなかった方
・何から対策して良いかがわからない方

また、TOPIKⅡで韓国語学習者のみなさんがつまづく作文(쓰기)対策講座も準備しています。
私自身の勉強方法を交えて、点数アップ方法をご紹介します。

TOCCO_KOREA〔とっこりあ〕

初級レッスン

ハングルは読めるようになったんだけど、その次ってどうしたらいいの?
次に多いお問い合わせです。

ハングルは読めるけど、正しい発音かどうかがわからないと
声に出して読むのも少し気が引けますよね。
私も韓国語を習い始めた10代の時は
声に出して読むのがとても嫌いだったのでよ〜くわかります。

それでも声に出して読み続けることは大切です。
韓国語に慣れるために読んでいるんだと思って続けてみてくださいね。

韓国語には発音変化がいくつも実はあります。
ここでつまずくと韓国語の楽しさが
難しさ、辛さになってしまいがちなので
くれぐれもお気をつけください!!

韓国語は楽しんで勉強するものですよ\(^o^)/

韓国語の発音はもちろん大切ですが、
正確な韓国のアナウンサーのような綺麗な発音より
韓国語に慣れるためだと思って、とにかく沢山読んでみましょう。

初級のレッスンでは基本の発音ルール
簡単な文法を習い始めます。

■発音ルール
・連音化(リエゾン)
・激音化(連音化と一緒に覚えていただきたいです)
・鼻音化
・流音化
・有声音化
・濃音化
・口蓋音化
・舌側音化
・ㅎの弱化
・ㄴ添加

これくらいかな・・・

初級をしっかりやることで、
後々基礎ができているときっと褒められますよ。

でも、実は生活の中で使っているといつの間にか口が覚えるんです。
だから、韓国に住んでいなくても韓国で生活しているかのように
沢山読むことが力になるんです。

初級では発音の他にも
助詞(てにをは)や簡単な文法を学習します。

初級の内容が多そうなので、初級②に続きます。

 

 

TOCCO_KOREA〔とっこりあ〕

入門レッスン

初めて韓国語を勉強するとき、何から勉強したらよいでしょうか?
このようなお問い合わせをよくいただきます。

韓国語学習は初めての方は、まず
ハングルの読み方をひとつひとつ学習して
マスターしていきましょう。

・子音
・母音(基本母音と複合母音)
・パッチム

子音は全部で19個、母音は21個ありますが
基本的な母音(10個)と基本的な子音(9個)を先に覚えてから
音が強くなる子音(激音・濃音、10個)や複合母音(11個)も
少しずつ覚えていきましょう。

子音と母音をマスターするのに1週間〜1ヶ月ほどかかります。

ハングルが読めるようになったら
身近にある単語を読んでみましょう。

ex)나라(ナラ:国)
우유(ウユ:牛乳)
버스(ボス:バス)
구두(クドゥ:靴)

韓国語は日本語と発音が似ている単語が沢山あるので、
読んでいるうちに「へえ〜」っと驚いたりも。
自然と覚えてしまいそうですよね。

簡単な単語や挨拶を口に出しながら読んだり書いたりして
覚えていくことがお勧めです。

TOCCO_KOREA〔とっこりあ〕